在宅勤務で宅配の呼び鈴を3回逃してから、耳をふさぐイヤホンをやめました。
骨伝導なら音楽を流したまま部屋の音が聞こえます。
今回は7本を装着感と音漏れの少なさで比べました。
この記事で紹介する骨伝導イヤホン7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Shokz OpenComm2 | ![]() |
ブームマイクで通話が別格 | Amazon楽天 |
| 2位 | Shokz OpenRun | ![]() |
走っても揺れない定番 | Amazon楽天 |
| 3位 | Shokz OpenMove | ![]() |
最初の1台に選びやすい | Amazon楽天 |
| 4位 | HACRAY Orca | ![]() |
角度を動かせる可動式 | Amazon楽天 |
| 5位 | AVIOT WB-P1 | ![]() |
連続12時間とマルチポイント | Amazon楽天 |
| 6位 | radius HP-B100BT Beethoven | ![]() |
左右が離れるワイヤレス | Amazon楽天 |
| 7位 | エレコム HS-BC05CBK 有線 | ![]() |
充電いらずの有線モデル | Amazon楽天 |
骨伝導イヤホンはどうやって音が聞こえるのか
普通のイヤホンは、空気を震わせて鼓膜を鳴らし、その振動が内耳へ届いて音になります。
骨伝導は鼓膜を経由せず、こめかみの骨を直接震わせて内耳に音を届ける仕組みです。
耳の穴に何も入れないので、鼓膜のあたりが詰まる感覚がまったくありません。
夏場でも耳の中がムレず、長時間つけていても痛くならないのが最大の違いになります。
逆に、電車の中で音楽に没入したい人には向きません。
外の音がそのまま入ってくるので、静かな環境で使う前提の道具だと思ってください。

装着タイプと防水と連続再生で7本を比べた
選ぶときに見るところは、そんなに多くありません。
ネックバンド型かクリップ型かという装着タイプ、防水の等級、そして1回の充電で何時間もつか。この3つで絞れます。
ネックバンド型は首の後ろにフレームが回るタイプで、走ってもズレません。
代わりにメガネのつるやマスクのゴムとぶつかりやすく、人によっては干渉が気になります。
クリップ型は耳たぶに挟むタイプで軽いのですが、激しく動くと外れやすいです。
評価は星の数で表しました。
| 商品名 | 走ったときのズレにくさ | 通話のしやすさ | 音漏れの少なさ | メガネとの相性 |
|---|---|---|---|---|
| Shokz OpenComm2 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| Shokz OpenRun | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| Shokz OpenMove | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| HACRAY Orca | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| AVIOT WB-P1 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| radius HP-B100BT Beethoven | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| エレコム HS-BC05CBK | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
仕事の通話が中心なら通話のしやすさ、外を走るならズレにくさの星を見てください。
耳をふさがない骨伝導イヤホン おすすめ7選
自分で使った数台の感想に、口コミやお客様の声、メーカーが公開しているスペックを重ねて順位を付けました。
第1位 Shokz OpenComm2 ビジネスヘッドセット

口元まで伸びるブームマイクが付いた、通話に振り切ったモデルです。
レビューを読むと「相手から声が近いと言われるようになった」という報告がとにかく多く見つかります。
ノイズキャンセリング付きのマイクが口のすぐ横で声を拾うので、周囲の生活音を巻き込みにくい構造になっています。
在宅の会議が1日に何本もある人ほど、この差が効いてきます。
耳をふさがないので、自分の声がこもって聞こえるあの違和感もありません。
ただ、マイクが伸びているぶん見た目はいかにも業務用です。
外を歩くときに着けるには、ちょっと目立ちすぎるかもしれません。
Shokz OpenComm2 2025 Upgrade ビジネスヘッドセット 骨伝導イヤホン
ブームマイクで会議の声が別格に近い
第2位 Shokz OpenRun USB-C充電 ブラック

自分がいちばん長く使っているのがこれです。
チタンのフレームがしなって頭の形に沿うので、走っても首を振ってもまったく動きません。
5キロ走っても位置を直したくならないのは、この形だからだと思います。
IP67相当の防じんと防水があるので、汗も小雨も気にせず飛び出せます。
充電端子がUSB-Cになったのが地味に大きくて、専用ケーブルを探す作業から解放されました。
惜しいのは、メガネのつると干渉することです。
つるの上から着けるか下に通すかで座りが変わるので、最初に自分の正解を見つける必要があります。

Shokz OpenRun 骨伝導イヤホン USB-C充電 ブラック
走ってもズレないチタンフレームの定番
第3位 Shokz OpenMove スポーツ用 グレー

骨伝導を初めて買ったとき、自分が選んだのがこのモデルでした。
上位機より1万円ほど安く、骨伝導がどんなものかを試すには十分な内容です。
フレームは樹脂寄りでチタンほどのしなやかさはありませんが、通勤や散歩の速度なら問題ありません。
音のバランスは中音がしっかりしていて、ポッドキャストや音声配信を流すのに向いています。
在宅の作業中にラジオを流しておく、という使い方なら上位機との差はほとんど感じません。
Shokz OpenMove 骨伝導イヤホン スポーツ用 グレー
骨伝導を試す1台目にちょうどいい価格
第4位 HACRAY Orca 可動式骨伝導イヤホン ライトグレー

振動する部分の角度を自分で動かせる、めずらしい構造のモデルです。
口コミでは「頬骨の位置に合わせられるので音が急にはっきりした」という声が目立ちました。
骨伝導は当てる場所が数ミリずれるだけで聞こえ方が変わるので、この可動域はかなり実用的です。
メガネをかけたままでも位置をずらして逃がせるため、干渉に悩んでいた人からの評価が高い1台になっています。
色もライトグレーで柔らかく、仕事中に着けていても機械っぽさが出ません。
一方で、可動部があるぶん激しい運動には向きません。
ランニング中に角度が動いてしまったという報告もあり、静かな環境での使用が前提になります。
当てる角度を自分で調整できる可動式
第5位 AVIOT WB-P1 ワイヤレスイヤホン 骨伝導 ブラック

通話用のマイクを2基入れて、ノイズを消す処理に力を入れた国内ブランドのモデルです。
周囲の雑音と人の話し声を判別する仕組みが入っていて、騒がしい場所でも声だけを届けやすくなっています。
1回の充電で最大12時間という長さも、今回の7本のなかでは目立ちます。
朝から晩まで着けっぱなしにしても、途中で充電を気にする場面がありません。
2台の機器に同時につなげるマルチポイントに対応しているので、パソコンとスマホを行き来する人には効いてきます。
本体はやや重めで、長時間つけると首の後ろに存在感が出ます。
軽さを最優先する人には、もう少し小さいモデルのほうが合うかもしれません。
AVIOT WB-P1 ワイヤレスイヤホン 骨伝導 ブラック
最大12時間とマルチポイント対応
第6位 radius HP-B100BT Beethoven 左右独立ワイヤレス骨伝導イヤホン

骨伝導では数が少ない、左右が離れて独立したワイヤレスタイプです。
首の後ろにフレームが回らないので、メガネともマスクとも一切ぶつかりません。
レビューでは「髪をまとめていても着けられる」「後ろで寝転がっても痛くない」という感想が見つかりました。
ケースに入れて充電する形なので、外出先でも継ぎ足しができます。
耳まわりの見た目がすっきりするぶん、骨伝導を着けていると気づかれにくいのも利点です。
radius HP-B100BT Beethoven 左右独立ワイヤレス骨伝導イヤホン
フレームのない左右独立の骨伝導
第7位 エレコム 骨伝導イヤホン 有線 Type-C HS-BC05CBK

会社のノートパソコンに挿しっぱなしにしているのが、この有線モデルです。
Type-C端子に直接つなぐので、充電もペアリングもいりません。
会議の直前に電池切れで慌てる、という事故がゼロになるのは思った以上に大きいです。
マイクも付いていて、通話用のヘッドセットとしてそのまま使えます。
値段も他の6本と比べると1桁近く違うので、机の上の常設用として置いておきやすいです。
当然ですが、ケーブルの取り回しは面倒です。
歩き回りながら使うには向かないので、座って使う場所に固定するのがいいと思います。
エレコム 骨伝導イヤホン マイク付き ヘッドセット 有線 Type-C HS-BC05CBK
充電もペアリングもいらない有線モデル
音漏れを減らす使い方と外での注意点
骨伝導でいちばん相談が多いのが、音漏れの話です。
構造上ゼロにはできませんが、音量を下げて頬骨にしっかり密着させるだけで、漏れる量はかなり減ります。
音楽アプリの設定で低音の強調を切ると、振動そのものが小さくなって漏れにくくなります。
高音域を少し下げるのも効きます。
静かなオフィスや電車の中では、音量を半分より下に落としておくのが無難です。
実際の音の出方は、動画で見たほうが早くつかめます。
外で使うときは、法律の話も頭に入れておいてください。
自転車や車を運転しながら、周囲の音が聞こえない音量で使うと道路交通法の違反になります。
骨伝導は外音が入るとはいえ、音量を上げれば普通に聞こえなくなります。
操作は必ず止まってから行ってください。
一緒に用意しておくと使いやすくなるもの
本体だけ買うと、意外なところでつまずきます。
USB-Cのケーブルを1本余分に、そして持ち歩くなら薄いポーチを用意しておくと運用がラクになります。
充電端子がむき出しのモデルは、カバンの中で他の荷物と当たると傷みます。
メガネをかける人は、つるの細いフレームに替えるだけで干渉がほぼ消えます。
汗をかく使い方をするなら、使ったあとに乾いた布で振動部を拭く習慣をつけてください。
最初の1台を選ぶなら、会議が多い人はShokz OpenComm2、外で走る人はShokz OpenRunが外しにくい選択になります。
西村 隆之ゲーミングデバイスやPC周辺機器を得意とする筆者。今回はイヤホン専門店の販売員とメーカー担当者へリサーチして、売れ筋と装着感の傾向を確認しました。在宅勤務では骨伝導を毎日使っています。
