電車で音量を上げても曲がぼやけて聴こえる。
イヤホンからヘッドホンに替えたら、その悩みが消えました。
今回は7本を装着感と音の消え方で比べています。
この記事で紹介するワイヤレスヘッドホン7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | SONY WH-1000XM6 | ![]() |
静けさも音も現行の頂点 | Amazon楽天 |
| 2位 | Bose QuietComfort Ultra Headphones | ![]() |
音が頭の外で鳴る感覚 | Amazon楽天 |
| 3位 | Anker Soundcore Space One | ![]() |
1万円台で静かさが強い | Amazon楽天 |
| 4位 | JBL LIVE 770 NC | ![]() |
低音の押し出しが太い | Amazon楽天 |
| 5位 | audio-technica ATH-M20xBT | ![]() |
録音現場の素直な音 | Amazon楽天 |
| 6位 | Anker Soundcore Q20i | ![]() |
5千円台で電池が長い | Amazon楽天 |
| 7位 | SONY WH-CH720N | ![]() |
192gで首と耳がラク | Amazon楽天 |
買う前に決めておきたい3つのこと
ヘッドホン選びで迷う原因は、たいてい「どこで使うか」を先に決めていないことにあります。
電車で使うのか、家で映画を見るのか、それだけで正解が変わります。
先に決めるのは、使う場所と重さの上限、そして予算の3つだけで十分です。
使う場所を1つに絞る(電車、自宅、職場のどれか)
頭に乗せられる重さの上限を決める(250gが分かれ目)
予算の天井を決める(1万円、2万円、5万円で製品層が変わる)
重さは数字以上に効きます。
300gを超えると、2時間で首の後ろが張ってくる人が出てきます。
逆に200g前後まで軽いと、つけていること自体を忘れる場面が増えます。

音の消え方については、上位機と1万円台の差が年々縮まっています。
ソニーの新旧比較を扱った動画が分かりやすかったので、置いておきます。
7本を並べて比べた表
スペックと評判、そして販売店で聞いた売れ筋の傾向をもとに整理しました。
締めつけとメガネの相性は、店頭で試した感触と利用者の声を合わせた評価です。
| 商品名 | 締めつけの弱さ | メガネとの相性 | 外の音の消え方 | 電池のもち |
|---|---|---|---|---|
| SONY WH-1000XM6 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Bose QuietComfort Ultra | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Anker Soundcore Space One | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| JBL LIVE 770 NC | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| audio-technica ATH-M20xBT | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| Anker Soundcore Q20i | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| SONY WH-CH720N | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
つけ心地と音で選んだワイヤレスヘッドホン おすすめ7選
第1位 SONY WH-1000XM6 ワイヤレスヘッドホン ブラック

通勤で毎日つけている一本です。
地下鉄のトンネル区間でも、車輪のゴーッという音がスッと引いて曲だけが残ります。
音量を以前の半分まで落としても歌詞が聴き取れるので、耳の疲れ方が明らかに変わりました。
折りたたみが復活したのも地味に助かっていて、カバンの中で場所を取りません。
ただ、価格は正直に言って高いです。
イヤーパッドが柔らかいぶん、夏場の屋外だと耳のまわりが汗ばみます。
SONY WH-1000XM6 ワイヤレスヘッドホン ブラック
静けさと音の両方で頂点にいる一本
第2位 Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代) ブラック

レビューを読んでいて多かったのが「音が頭の外で鳴っている」という感想でした。
イマーシブオーディオという機能をオンにすると、目の前にスピーカーが置かれたような鳴り方に変わるそうです。
静けさの深さはソニーと互角で、耳への圧迫が少ない点を挙げる声が目立ちます。
家電量販店の販売員に聞いたところ、飛行機に乗る回数が多い人はこちらを選ぶ割合が高いとのことでした。
気になる点は電池です。
24時間前後という数字は上位機のなかでは短めなので、数日間の出張だと充電器を持つことになります。

Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代) ブラック
耳への圧迫が少なく長時間つけやすい
第3位 Anker Soundcore Space One ブラック

1万円台でここまで外の音が消える製品は、数年前にはありませんでした。
利用者の声を追っていくと、エアコンの送風音や電車の走行音がほぼ消えたという書き込みが並びます。
上位機と比べると人の話し声が少し残りますが、価格差を考えれば十分すぎる差です。
電池は40時間前後もつので、週に1回充電すれば足りる計算になります。
超超超超超!!お得な価格帯なので、はじめての1本としてすすめやすいです。
弱点は音の細かさで、クラシックのような弦の重なりは上位機のほうが分けて聴こえます。
Anker Soundcore Space One ブラック
1万円台で静けさが手に入る一本
第4位 JBL LIVE 770 NC ワイヤレスヘッドホン ブラック

低音の押し出しが太く、ヒップホップやダンス系を鳴らすと体で音を感じます。
販売店に売れ筋を聞くと、20代から30代の男性が手に取る比率が高い一本だそうです。
アプリで低音の量を細かく動かせるので、曲に合わせて味付けを変えられます。
電池は最長65時間前後という数字が出ていて、旅行に持ち出しても充電器を忘れて困ることはまずありません。
一方、頭を挟む力はやや強めです。
側圧が苦手な人はレビューで「最初の数日は締まる」と書いている人が多いので、慣らし期間を見ておくと安心です。
JBL LIVE 770 NC ワイヤレスヘッドホン ブラック
低音を体で感じたい人向けの一本
第5位 audio-technica ATH-M20xBT ワイヤレスヘッドホン ブラック

以前これを机に置きっぱなしにして、動画の編集用に使っていました。
味付けが薄く、音が近い場所で鳴るので、声の子音や息づかいがそのまま出てきます。
外の音を消す機能は付いていないぶん、音そのものに素直さが残っているタイプです。
50時間もつ電池と、有線ケーブルでも鳴らせる点が地味に効きます。
弱点は密閉の甘さで、静かな図書館だと音がうっすら漏れます。
外で使う目的なら、上のノイズキャンセリング付きを選んだほうが後で困りません。
audio-technica ATH-M20xBT ワイヤレスヘッドホン ブラック
味付けの薄い素直な音が持ち味
第6位 Anker Soundcore Q20i ブラック

5千円台という価格で外の音を減らす機能まで入っている点が、この製品の立ち位置です。
口コミを読むと、学生が勉強用に買った、子どもの動画視聴用に買った、という使い方が並びます。
電池は40時間から60時間ほどもつので、充電を忘れがちな人でも運用が回ります。
販売店の担当者に聞いたところ、ヘッドホンを試したいが予算を出したくない層がまず選ぶ型番だとのことでした。
音は低音が厚めに寄っていて、細かい表現は価格なりです。
外の音の消え方も上位機の半分程度なので、飛行機や新幹線には力不足だと感じるはずです。
5千円台で電池が長く持つ入門機
第7位 SONY WH-CH720N ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン ブラック

家に転がしてある一本がこれで、部屋着で映画を見るときに手が伸びます。
192gという軽さが効いていて、2時間の映画を見終わっても首がなんともありません。
上位機ほど外の音は消えませんが、家の中で使うぶんには不足を感じない静けさです。
正直、上位機を持っている身からすると音の細かさは物足りません。
それでも、この軽さで音が悪くない製品はほかにあまり見当たらないので、家用として置き続けています。
イヤーパッドは薄めなので、耳の大きい人は当たりを感じるかもしれません。

SONY WH-CH720N ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン ブラック
192gの軽さで家用にちょうどいい
届いた日にやっておくと音が変わる設定
箱から出してすぐ音楽を鳴らすと、たいてい「思ったほどじゃないな」と感じます。
原因は3つあって、どれも数分で直ります。
ファームウェアの更新は効果が大きいところです。
発売直後の個体だと、外の音の消し方が古いままになっていることがあります。
アプリを入れて更新をかけるだけで、消え方が一段深くなる場面をなんども見ています。
耳の形を測る機能は、ボーズとソニーの上位機に入っています。
装着した状態で数秒待つだけなので、飛ばさずにやっておくと音の輪郭が変わります。
ヘッドバンドの長さは、左右をそろえるのが基本です。
片側だけ長いと耳の当たり方がずれて、低音が抜けていきます。
耳たぶの下までイヤーパッドが覆えているかを鏡で見ると、ずれに気づけます。
ヘッドホンと一緒に買っておくと困らないもの
本体だけ買って、あとから買い足す人が多いものを並べておきます。
飛行機に乗るなら → 機内エンターテインメント用の変換プラグ
家で長時間使うなら → 交換用イヤーパッド
デスクに置くなら → ヘッドホンスタンド
ハードケースは、付属のポーチしか入っていない機種で効いてきます。
カバンの中で本体が押されると、ヘッドバンドの根元にじわじわ負担がかかります。
この根元の割れが、ヘッドホンの寿命を決める場所です。
交換用イヤーパッドは、2年目に必要になります。
合皮のパッドは表面がめくれてくるので、そのタイミングで交換すると新品同然の当たりに戻ります。

ヘッドホンスタンドは見た目のためだけでなく、パッドを潰さないという役目があります。
机に平置きすると片側だけ形が崩れるので、立てておくほうが長持ちします。
長く使うためのイヤーパッド交換と保管
ワイヤレスヘッドホンで最初に壊れるのは、たいてい本体ではありません。
パッドの合皮と、ヘッドバンドの折れ曲がる部分です。
汗をそのままにすると、合皮の表面が1年ほどでベタついてきます。
拭くだけで寿命が倍近く変わるので、帰宅してからの30秒を習慣にしておくとラクです。
電池については、満充電のまま何か月も放置するのが一番よくありません。
半分ほど残した状態で保管すると、電池の劣化が緩やかになります。
3か月に1回だけ電源を入れて充電しておけば、数年後も電池の持ちが落ちにくくなります。
なお、外の音を消す機能を切って使うと電池の減りが半分近くまで落ちます。
家の中では機能をオフにするだけで、充電の回数がぐっと減ります。
西村 隆之ゲーミングデバイスやPC周辺機器を得意とする筆者。今回は家電量販店のオーディオ担当者へリサーチして、売れ筋と側圧の傾向を確認しました。通勤では毎日ヘッドホンを持ち歩いています。

