BOSSとヤマハの違いは音量と置き場所|自宅用ギターアンプを比べました

guitar-amp-home-beginner ギターアンプ
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自宅で練習する初心者向けのギターアンプは、BOSSのKATANA-50 Gen 3とヤマハのTHR10IIの2台で迷う人がほとんどです。2台の違いは「音量と置き場所」で、KATANA-50は50Wの12インチスピーカーを床に置いてバンドの練習まで見据える1台、THR10IIは20Wの小さな箱を机に置いて、夜の部屋で小さな音のまま気持ちよく弾く1台です。どちらもアンプの音の種類とエフェクトを本体に持ち、ヘッドホンで無音の練習ができます。どちらも自宅で使っているので、選ぶときに見る点を先に整理し、2台の違いを音量、大きさ、音、価格で比べました。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。

この記事で比べる自宅向け初心者ギターアンプ2台

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 BOSS KATANA-50 Gen 3 BOSS KATANA-50 GEN 3 ギターアンプ コンボ 第3世代 50ワット 12インチスピーカー 50Wの12インチ。0.5Wで夜も弾ける。約44,000円 Amazon楽天Yahoo!
2位 ヤマハ THR10II ヤマハ YAMAHA THR10II デスクトップギターアンプ 20W ステレオ Bluetooth 机に置く20Wのステレオ。約33,509円 Amazon楽天Yahoo!

初心者が自宅用ギターアンプを選ぶときに見る4つ

  • 小さい音でも良い音が出るか:自宅では出力の1〜5%しか使わない。0.5Wに切り替えられるか、小音量でも歪みの粒が出るかを見る
  • ヘッドホンとスマホの音を混ぜられるか:夜はヘッドホン練習が基本。スマホの曲をアンプに流して一緒に弾けると上達が早い
  • アンプの音の種類とエフェクトが本体にあるか:クリーン、クランチ、リードの切り替えとリバーブ、ディレイが本体にあれば、エフェクターを買い足さずに1年遊べる
  • 置き場所と重さ:床に置く12インチのコンボは10kg前後。机に置く小型は3kg前後で、部屋の広さで決まる

初心者が一番間違えるのは「大きい出力を買えば後で困らない」という考えです。自宅では50Wのアンプも0.5Wで使うので、出力より「小さい音で良い音が出るか」と「置き場所に収まるか」が先です。この2つを見た上で、将来バンドやスタジオで使うかどうかで、床置きのコンボか机置きの小型かが決まります。

違いは音量と置き場所。床に置く50Wと、机に置く20W

項目 BOSS KATANA-50 Gen 3 ヤマハ THR10II
価格 約44,000円 約33,509円
出力 50W。0.5W/25W/50Wに切り替え 20W(10W+10Wのステレオ)
スピーカー 12インチ×1 3.1インチ×2
アンプの種類 6種類(Acoustic、Clean、Pushed、Crunch、Lead、Brown) 15種類(ギター、ベース、アコギ、フラット)
エフェクト BOSSのエフェクト60種類以上を本体に内蔵。3系統を同時使用 コーラス、ディレイ、リバーブなどを内蔵。アプリで細かく編集
スマホとの接続 AUX IN(有線)、USB Bluetooth(曲の再生とアプリ編集)、USB
大きさと重さ 幅47×奥行23.8×高さ39.8cm、約11.6kg 幅36.8×奥行14×高さ18.3cm、約3.2kg
電源 ACのみ ACアダプター(電池式は別型番のWIRELESS)
向く人 将来バンドやスタジオでも使う、ロックの歪みを大きい音で鳴らしたい 机の上で夜に小さい音で弾く、ステレオの広がりを楽しみたい

一番の違いは、KATANA-50が「小さくもできる大きいアンプ」で、THR10IIが「大きくはならない小さいアンプ」だという点です。KATANAは0.5Wにすればアパートの夜でも弾けて、そのままスタジオに持ち込んで50Wで鳴らせます。THR10IIは20Wが上限で、バンドのドラムには勝てませんが、机の上でステレオの広がりのある音を出せる小ささが代わりの価値です。アンプの種類の数はTHR10IIが多く、ベースとアコギも1台で鳴らせます。

BOSS KATANA-50。床に置く50W、夜は0.5W

1位 BOSS KATANA-50 Gen 3 コンボ 50W

BOSS KATANA-50 GEN 3 ギターアンプ コンボ 第3世代 50ワット 多機能 12インチスピーカー搭載

BOSSの「刀」シリーズの3代目で、自宅からステージまで1台で使えるコンボアンプの定番です。50Wの出力は0.5W、25W、50Wに切り替えられ、12インチのスピーカーで、アンプの種類は新しい「Pushed」を含めて6種類、BOSSのエフェクトを60種類以上内蔵し、3系統を同時に使えます。ヘッドホン端子、AUX IN、USBが付き、重さは約11.6kg、価格は約44,000円です。ライン録音もUSBでそのままできます。

私は6畳の部屋で0.5Wにして使っていますが、小さい音でも歪みの粒がつぶれず、クリーンの音がこもりません。スマホの曲をAUXで流して合わせて弾き、夜はヘッドホンで同じ音が出ます。買ってよかったのは、友人とスタジオに入るときに、家と同じ設定を持ち込めることです。

気になった点は2つあります。約11.6kgと重く、床に置く場所が要るので、机の上に置く使い方はできません。もう1つは、スマホとの接続がAUXの有線で、Bluetoothが無いことです。机の上で完結させたい人は2位のTHR10IIを選んでください。楽天とYahoo!ショッピングも約44,000円で価格は同じです。

ヤマハ THR10II。机に置く20Wのステレオ

2位 ヤマハ THR10II デスクトップアンプ 20W

ヤマハ YAMAHA アンプ THR10II リアルな真空管アンプの音色を再現 デスクトップ ステレオ Bluetooth

ヤマハの「机の上のアンプ」THRシリーズの2代目で、小さな箱からステレオの音が出ます。出力は10W×2の20W、3.1インチのスピーカーが2つ入り、アンプの種類はギター5種類にベースとアコギとフラットを足した15種類、Bluetoothでスマホの曲を流しながら弾け、アプリで音を細かく編集できます。重さは約3.2kg、価格は約33,509円です。真空管の反応を再現する回路が入っていて、小さい音でも弾いた強さで音が変わります。

私は仕事机の横にこれを置いていて、夜10時にボリュームを1割にしても、ステレオのコーラスとリバーブが部屋に広がって、練習が長続きします。Bluetoothでスマホの曲を流して合わせて弾けるので、ケーブルを1本も足していません。買ってよかったのは、見た目がオーディオに近く、出しっぱなしでも部屋になじむことです。

気になった点は、20Wが上限で、ドラムのいるバンドの練習には音量が足りないことです。この標準モデルは電池が入らず、電池で外に持ち出すなら「THR10II WIRELESS」という別の型番になります。楽天とYahoo!ショッピングは約36,300円で、Amazonが一番安く買えます。

使ってみて分かった3つの違い

違い1 小さい音のとき。どちらも良い音、広がりはTHR

夜の部屋で使う音量では、2台とも音が細くなりません。KATANA-50は0.5Wでも12インチの低音が残り、1本のギターの音が太く鳴ります。THR10IIはスピーカーが2つなので、コーラスやディレイをかけたときに左右に広がり、同じ音量でも部屋が広く感じます。歪ませたロックの練習ならKATANA、クリーンでコードを鳴らす練習ならTHRのほうが気持ちよく弾けます。

違い2 スマホとの接続。有線か、Bluetoothか

曲に合わせて弾く練習は、初心者が一番早く上達する方法です。THR10IIはBluetoothでスマホの曲をそのまま流せて、アプリでアンプの設定も変えられます。KATANA-50はAUX INにケーブルを差す有線で、設定の編集はUSBでPCにつなぐ「BOSS Tone Studio」を使います。手軽さはTHR10IIが上で、細かく作り込む楽しさはKATANAが上です。

違い3 将来の使い方。スタジオに持ち込めるのはKATANAだけ

1年後にバンドを組む、スタジオで合わせる、という予定があるなら、50Wの出力と12インチのスピーカーを持つKATANA-50だけがそのまま使えます。THR10IIは20Wなのでスタジオでは足りず、そのときは別のアンプを買うことになります。逆に、家でしか弾かないと決めているなら、THR10IIの小ささと見た目が毎日の練習を続けさせてくれます。

どっちを買うか。家だけか、外にも持ち出すかで決める

BOSSとヤマハの違いは音量と置き場所で、選び方は「家だけで弾くか、いずれ外でも鳴らすか」で決まります。将来バンドやスタジオでも使い、ロックの歪みを太く鳴らしたいなら、50Wを0.5Wに落として夜も弾ける約44,000円のBOSS KATANA-50 Gen 3。机の上で夜に小さい音で弾き、Bluetoothで曲と合わせて練習したいなら、20Wのステレオで約33,509円のヤマハ THR10II。アンプの種類、エフェクト、ヘッドホン練習はどちらもできるので、迷う点は音量と置き場所の2つだけです。

まず、アンプを置く場所が床か机かを決めてください。床ならKATANA-50、机ならTHR10IIで、答えは出ます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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