乾燥容量から逆算するドラム式洗濯機のおすすめ5選 設置サイズの測り方も

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洗濯容量12kgでも、乾燥は6kgまで。この数字を知らずに買うと、結局干すことになります。乾燥容量から5台を比べました。

この記事で紹介するドラム式洗濯機5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 パナソニック NA-SD10HBL-W パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 NA-SD10HBL-W 幅60cmで洗濯10kg Amazon楽天Yahoo!
2位 日立 BD-SV120ML(W) 日立 ビッグドラム BD-SV120ML(W) 風アイロンでシワが伸びる Amazon楽天Yahoo!
3位 日立 BD-STX130ML 日立 ビッグドラム BD-STX130ML 乾燥フィルターの掃除が不要 Amazon楽天Yahoo!
4位 東芝 TW-84GS4L(W) 東芝 ZABOON ドラム式洗濯乾燥機 TW-84GS4L(W) 2人暮らしにちょうどいい8kg Amazon楽天Yahoo!
5位 シャープ ES-S7K-CL シャープ プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7K-CL ひとり暮らしの脱衣所へ Amazon楽天Yahoo!

ドラム式洗濯機に替えると干す作業と取り込む作業がなくなる

洗濯そのものが速くなるわけではありません。なくなるのは「干す」と「取り込む」の2つの作業です。

夜に回して寝れば、朝には畳むだけの状態になっています。

共働きの家では、この差が毎日30分ほどになります。

洗い方も縦型と違います。ドラムを回して衣類を持ち上げ、落として洗うので、水は少なくて済みます。

洗剤が薄まりにくいぶん、皮脂汚れには強い方式です。

縦型のもみ洗いより衣類同士がこすれる回数が少ないので、生地の傷みも抑えられます。

泥汚れや食べこぼしのような固形の汚れは、縦型のもみ洗いのほうが得意です。小さい子どもが野球やサッカーをしている家庭は、ドラム式に替えて後から不満が出ることがあります。

ドラム式洗濯機の乾燥容量は洗濯容量のおよそ半分

カタログの洗濯容量だけを見て選ぶと、乾燥できる量が足りなくなります。

乾燥できる量は、洗濯容量のおよそ半分。洗濯13kgの機種でも、乾燥は7kgまでです。

表は仕様と口コミ、販売店へのリサーチをもとに並べました。運転音の欄は、集合住宅の夜に回せるかどうかで付けています。

商品 洗濯/乾燥 夜に回せる静かさ フィルター掃除のラクさ 向いている人数
パナソニック NA-SD10HBL-W 10kg/5kg ★★★★☆ ★★★☆☆ 3人前後
日立 BD-SV120ML(W) 12kg/6kg ★★★★☆ ★★★☆☆ 4人前後
日立 BD-STX130ML 13kg/7kg ★★★★☆ ★★★★★ 4〜5人
東芝 TW-84GS4L(W) 8kg/4kg ★★★★☆ ★★★☆☆ 2人前後
シャープ ES-S7K-CL 7kg/3.5kg ★★★★★ ★★★★☆ 1〜2人
1人が1日に出す洗濯物は約1.5kgが目安です。4人家族なら1日6kg、シーツを足す日を考えて余裕を見ると洗濯11kg以上が現実的な線になります。

乾燥容量で選ぶドラム式洗濯機のおすすめ5選

並び順は「毎日乾燥まで回せるか」と「置ける家の多さ」「手入れの手間」で決めました。

第1位 パナソニック SDシリーズ NA-SD10HBL-W

パナソニック ドラム式洗濯乾燥機 SDシリーズ NA-SD10HBL-W

置き場所を優先したパナソニックの機種です。

幅60cmに抑えたまま洗濯10kgを確保しているので、古いマンションの狭い脱衣所でも入ります。

ドラム式は幅64cm前後の機種が多く、防水パンの幅で候補から外れることがあります。

幅60cmなら、縦型が置いてあった場所にそのまま入る家が増えます。

投入口の位置が高く、洗濯物を取り出すときに腰を深く曲げずに済むという声が目立ちました。

操作パネルが天面にあるので、壁ぎわに置く家でもボタンに手が届きます。

液体洗剤の自動投入が付いていて、タンクに詰め替え用をそのまま流し込めます。

洗濯のたびに計量カップを出さなくてよくなるので、毎日回す家ほど手間の差が出ます。

温水で洗剤を泡にして洗う方式も入っていて、襟元の黄ばみが落ちやすくなったという口コミが複数ありました。

乾燥容量は5kgなので、4人家族が毎日全部乾燥まで回すには足りません。2〜3人の家庭までが現実的な範囲です。

乾燥は排気タイプのヒーター式なので、脱衣所が少し暖かくなる点も覚えておいてください。

第2位 日立 ビッグドラム BD-SV120ML(W)

日立 ビッグドラム BD-SV120ML(W)

日立のドラム式といえば「風アイロン」です。

高速の風を衣類に当ててシワを伸ばす仕組みで、乾燥が終わったシャツをそのまま着られる、という口コミが繰り返し出てきます。

販売店の担当者に聞くと、アイロンをかける習慣がある家庭ほど日立を選ぶ傾向があるとのことでした。

洗濯12kg、乾燥6kgで、4人家族の毎日の洗濯なら乾燥まで1回で回せる量です。

洗濯槽と乾燥経路の自動おそうじが入っていて、カビとホコリの手入れを減らせます。

弱点は乾燥フィルターです。3位のBD-STX130MLと違ってフィルター掃除が必要なので、乾燥を毎日回すと週に何度かは手を入れることになります。

第3位 日立 ビッグドラム BD-STX130ML

日立 ビッグドラム BD-STX130ML

乾燥フィルターの掃除をしなくてよい機種です。

乾燥で出たホコリと糸くずは、次の洗濯のときに自動で洗い流されます。毎回フィルターをつまんで綿ぼこりを取る作業がなくなるので、乾燥を毎日使い続けやすくなります。

洗濯13kg、乾燥7kgと今回いちばんの大容量で、5人家族でもシーツを混ぜて回せます。

レビューでは「乾燥のエラーが出なくなった」という声が並んでいました。フィルター詰まりが原因のトラブルが起きにくい構造です。

その代わり価格は今回の5台で最も高いです。糸くずフィルターの手入れが2週間に1回残る点も、覚えておいてください。

第4位 東芝 ZABOON TW-84GS4L(W)

東芝 ZABOON ドラム式洗濯乾燥機 TW-84GS4L(W)

東芝ZABOONの、洗濯8kgクラスです。

2人暮らしなら、この容量で足ります。幅も59.9cmに抑えられているので、縦型からの買い替えでも防水パンに収まりやすい寸法です。

細かい泡で洗う方式と抗菌水は上位機と同じ考え方が入っていて、部屋干しのにおい対策が効きます。

口コミでは「シワが気になる衣類はコースを分ける必要がある」という指摘がありました。乾燥後の仕上がりは上位機ほど整いません。

乾燥容量は4kgです。家族が3人以上いると、乾燥まで一度で回しきれない日が出てきます。

第5位 シャープ ES-S7K-CL

シャープ プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-S7K-CL

今回の5台でいちばん小さい、洗濯7kgクラスです。

ボディ幅59.8cmで、ひとり暮らしや2人暮らしの脱衣所を想定した寸法です。ドラム式は置けないと思っていた間取りでも入る可能性があります。

乾燥ダクトの自動お掃除が入っていて、手の届かない場所を放置せずに済みます。運転音も抑えられていて、深夜でも回せるという口コミが多めでした。

プラズマクラスターで、洗えない衣類の消臭にも使えます。

正直に言うと、消臭がどこまで効いているかは数字で確かめにくい機能です。スーツやコートのにおいが気になる人以外は、おまけくらいに考えておくのがちょうどいいです。

乾燥容量は3.5kgしかありません。バスタオル数枚とシャツを入れたらいっぱいになる量なので、家族が3人以上いる家庭には足りません。

ドラム式洗濯機は注文前に設置場所と搬入経路を測る

ドラム式で最も多いトラブルが「置けない」「入らない」です。

設置場所と搬入経路、両方を測ってから注文してください。本体だけ届いて玄関で止まると、返送の手間と費用がかかります。

測る場所は4つ。防水パンの内寸、蛇口の高さ、扉を全開にしたときの前方の余白、そして玄関から脱衣所までの通り道。通り道は本体サイズに10cmほど足した幅で考えます。

扉の開く向きも見落としやすい部分です。今回の5台はすべて左開きなので、洗濯機の左側に壁がある場所だと扉が全開になりません。

右開きのモデルが用意されている機種もあるので、壁の位置に合わせて選んでください。

エレベーターのない集合住宅の3階以上に住んでいる場合は、階段搬入の追加料金がかかることがあります。注文前に販売店へ確認しておきましょう。

ドラム式洗濯機と一緒にかさ上げ台と槽洗浄クリーナーを用意する

先にそろえておくもの
槽洗浄クリーナー、かさ上げ台、乾燥に強い洗濯ネット、液体洗剤の詰め替え大容量。自動洗浄が付いていても、月1回の槽洗浄は別に要ります。

かさ上げ台は、防水パンの掃除と排水口の点検をしやすくするために設置のときに入れておきます。

設置後に入れようとすると業者を呼ぶことになるので、最初に頼んでください。

乾燥に強いネットも用意しておくと、下着や薄手のシャツを傷めずに済みます。

ドラム式洗濯機は乾燥容量と家族の人数で選ぶ

4人家族で毎日乾燥まで回すなら日立 BD-STX130MLかBD-SV120ML(W)、脱衣所が狭いならパナソニック NA-SD10HBL-Wです。

2人暮らしなら東芝 TW-84GS4L(W)、ひとり暮らしで脱衣所が狭いならシャープ ES-S7K-CLという並びです。

洗濯容量ではなく乾燥容量から逆算する。ここだけ守れば、買ってから干す生活に戻ることはありません。

ドラム式は縦型より本体価格が高く、設置の条件も厳しい家電です。泥汚れが多い家庭や、乾燥をほとんど使わない家庭は、縦型のほうが満足度が高くなることもあります。
この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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