ロックのドラムスティックの選び方とおすすめはAHEAD 5B|VIC FIRTH 5Bと比べた結果

AHEAD 5B 楽器・音響機器
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ロックを叩くなら、スティックは太さ15mm前後の5Bから選ぶと音量で困りません。

比較記事4本で名前が出た5Bの中から、アルミ芯と木製の2本を並べて比べました。

この記事で紹介するロック向けドラムスティック2選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 AHEAD 5B AHEAD 5B アルミ芯で折れにくい Amazon楽天Yahoo!
2位 VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5B VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5B 2千円台で買える木製の定番 Amazon楽天Yahoo!

ロックのドラムスティックの選び方は太さ15mm前後の5Bが基準

スティック売り場には何十種類も並んでいますが、ロックで使うなら最初に見るのは太さです。

太さ15mm前後、長さ406mm前後の「5B」を基準にすると、ギターアンプの音量に負けない音が出せます。

そこから先は、チップの形と材質で好みを決めていく順番にすると迷いにくいです。

太さは15mm前後ならバンドの音に埋もれない

スティックの太さは13mmから16mmくらいまであり、太いほど1打の音が低く太く鳴ります。

いちばん売れている5Aは14mm前後で、ポップスや練習用には十分な太さです。

ただ、スタジオでギター2本とベースが鳴っている中だと、5Aのスネアは少し細く聞こえます。

ロックバンドで叩くなら、5Aより1mm太い5Bにするだけでスネアの音がバンドの中でも聞き取りやすくなります。

太すぎると手が小さい人は握り込めなくなるので、16mmを超える2Bは5Bに慣れてからで大丈夫です。

チップは大きめのティアドロップかナイロンでシンバルの音を立てる

チップはスティックの先の丸い部分で、形によってシンバルの鳴り方が変わります。

先が大きいティアドロップ型は、当てる角度で音が変わるので、ライドシンバルを刻むときに強弱をつけやすい形です。

ナイロンチップは木よりも硬く、シンバルの音がはっきり出ます。

激しい曲でシンバルを多く叩くなら、ナイロンか大きめのティアドロップを選ぶとアタックがはっきり聞こえます。

材質はヒッコリーが基本で折りやすい人はアルミ芯も候補

木製スティックの材質は、ヒッコリー、オーク、メイプルの3つが主流です。

ヒッコリーは硬さと重さが中くらいで、ジャンルを選ばず使えます。

オークはヒッコリーより重く硬いので、音量は出ますが細かい強弱はつけにくくなります。

1本目はヒッコリーの5Bにして、月に何本も折ってしまう人だけアルミ芯のスティックに替えるのが無駄のない順番です。

ロックのドラムスティック2本は耐久性と価格で差が出る

今回比べた2本は、太さも長さもほぼ同じ5Bです。

違いは芯の素材で、そこから重さ、耐久性、値段の差が出ています。

項目 AHEAD 5B VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5B
素材 アルミ芯とポリウレタンのカバー ヒッコリー
サイズ 406mm×15.1mm 407mm×15.1mm
チップ ナイロン(交換できる) 木製ティアドロップ
折れにくさ ★★★★★ ★★★☆☆
3時間練習した後の手のしびれにくさ ★★★★☆ ★★★☆☆
リムショットの音の太さ ★★★★☆ ★★★★☆
楽器店で試し打ちできる店の多さ ★★☆☆☆ ★★★★★
買いやすさ(値段) ★★☆☆☆ ★★★★★

スティックを折る回数が多い人はAHEAD 5B、まず1本目を買う人はVIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5Bが合っています。

「AHEAD 5B」はスティックをよく折るロックドラマー向け

第1位 AHEAD 5B

AHEAD 5B

AHEADは、芯にアルミを使い、その上をポリウレタンのカバーで包んだスティックです。

私が使い始めたのは、バンドでシンバルを多く叩く曲が増えて、木のスティックを月に2ペアずつ折っていた時期でした。

先がささくれるたびに買い替えていたのが、AHEADに替えてから半年たっても同じペアで練習できています。

木のスティックを月に1ペア以上折る人なら、値段の差は数か月で埋まります。

サイズは406mm×15.1mmで、木製の5Bとほぼ同じです。

重さは58gあり、持ったときに少し重いと感じますが、振り下ろすと重さが先に乗ってスネアが太く鳴ります。

もうひとつ助かったのは手のしびれです。

スタジオで3時間叩き続けると、木のスティックでは右手の指の付け根がジンジンしていましたが、AHEADではその感覚がかなり減りました。

AHEADのパーツ
芯、グリップのカバー、チップの3つに分かれていて、カバーとチップはすり減ったら交換できます。芯はそのまま使い続けられます。

気になる点もあります。

正直に言うと、最初の1週間はシンバルの鳴り方に慣れませんでした。

木のスティックよりシンバルの音が硬く、高い音が強めに出るので、クラッシュを叩いたときに「こんなに鳴るのか」と戸惑いました。

跳ね返りも木より強く、力を抜いて叩かないと2打目が勝手に入ることがあります。

使い込むとカバーの表面がつるつるになり、汗をかくと滑りやすくなるという声も口コミで見かけました。

値段は木製5Bの3倍以上なので、1本目のスティックにするのはおすすめしません。

それでも、折って買い直すのが続いている人にとっては、この1ペアで出費が止まるのは大きいです。

「VIC FIRTH 5B」は1本目のロック用なら十分

第2位 VIC FIRTH 5B

VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5B

VIC FIRTHのAMERICAN CLASSICは、比較記事のどれにも名前が出ていた定番のシリーズです。

その中の5Bは、ヒッコリー製で長さ407mm、太さ15.1mmあります。

私も最初に買ったロック用のスティックがこれで、今でもスタジオのバッグに予備として1ペア入れています。

2千円台で買えて、どの楽器店にもほぼ置いてあるので、同じ太さを買い足しやすいのがいちばんの理由です。

チップは木製のティアドロップで、ライドシンバルを刻むと角度で音の強さが変わります。

テーパー(先に向かって細くなる部分)は中くらいで、スネアの強打も小さい音のゴーストノートもこなせます。

気をつけたいのは、木製なので当たり外れがあることです。

同じ5Bでも1本ずつ重さが少しずつ違うので、店で買うならペアで持って左右の重さがそろっているものを選んでください。

シンバルの縁を強く叩き続けると、先が削れて2か月ほどで細くなってきます。

とはいえ、叩き方が固まっていない時期は折れるのも練習のうちなので、最初は安い木製で数を重ねるほうが上達は早いです。

ドラムスティックは折る本数でAHEADか木製かを選ぶ

2本を比べて分かったのは、音の太さではほとんど差がないということです。

差が出るのは、折れにくさと値段でした。

スティックを月に1ペア以上折るならAHEAD 5B、まだ折ったことがないか年に数本ならVIC FIRTH AMERICAN CLASSIC 5Bを選んでください。

どちらを選んでも太さは15.1mmなので、あとから持ち替えても手の感覚はほとんど変わりません。

まずは木製の5Bで叩き方を固めて、折れる本数が増えてきたらAHEADに替える、という順番がいちばん無駄が出ません。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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