エレキギター弦は1セット1,000円前後から買える消耗品です。
太さと素材の2つを決めれば、店頭に何十種類並んでいても候補は3つほどに絞れます。
この記事で紹介するエレキギター弦8選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Elixir OPTIWEB 19002 | ![]() |
膜が薄く音が変わりにくい | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | ERNIE BALL 2221 | ![]() |
1,000円前後の10ゲージ | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | D’Addario EXL120 | ![]() |
出荷時と同じ感触の09 | Amazon楽天Yahoo! |
| 4位 | Elixir NANOWEB 12052 | ![]() |
指すべりのよいコーティング | Amazon楽天Yahoo! |
| 5位 | D’Addario XTE1046 | ![]() |
プレーン弦までさびにくい | Amazon楽天Yahoo! |
| 6位 | DR TITE-FIT MT-10 | ![]() |
張ってすぐ音が落ち着く | Amazon楽天Yahoo! |
| 7位 | ERNIE BALL 2215 | ![]() |
6弦52でドロップD向き | Amazon楽天Yahoo! |
| 8位 | ROTOSOUND BS10 | ![]() |
明るい音のステンレス | Amazon楽天Yahoo! |
エレキギター弦とは? 1〜2か月で張り替える消耗品
エレキギター弦は、ギター本体に張る6本の金属の線です。
ピックアップという部品が弦の振動を拾って電気の信号に変え、アンプから音が出ます。
アコースティックギター用の弦と違い、磁石に反応する金属で作られているのがエレキギター弦です。
1セットに1弦から6弦までが入っていて、細い1〜3弦はそのままの鉄の線、太い4〜6弦は芯線の周りに細い線を巻き付けた作りになっています。
弦は弾くたびに手の汗や皮脂が付いてさびていくため、コーティングのない弦なら2週間〜1か月、コーティング弦なら1〜2か月を目安に張り替えます。
エレキギター弦を張り替えると音程が合いやすくなる
古くなった弦は、表面がさびたり巻き線の間に汚れが詰まったりして、振動が均一でなくなります。
こうなると開放弦でチューニングを合わせても、12フレットあたりを押さえたときに音程がずれやすくなります。
弦を新しくすると、チューニングが合いやすくなり、音の伸びと高い音の張りが戻ります。
指に引っかかるざらつきも消えるので、スライドやチョーキングがしやすくなるのも張り替えの利点です。
弦が切れてから替えるのではなく、音がこもってきた、チューニングがすぐずれる、と感じた時点が替えどきです。
エレキギター弦選びで先に決めるのは太さと素材
エレキギター弦はメーカーごとに数十種類ありますが、選ぶときに見るところは4つだけです。
初めて買うなら、太さは09か10、素材はニッケル、巻き方はラウンド弦を選べば大きく外すことはありません。
【ゲージ】初めてなら09か10から
弦の太さはゲージと呼ばれ、1弦の太さ(インチ)の小数点以下の数字で表します。
1弦が0.009インチなら09、0.010インチなら10と呼びます。
| 呼び名 | 1弦 | 6弦 | 弾き心地 |
|---|---|---|---|
| エクストラライト | 0.008 | 0.038 | 押さえる力がいちばん少ない |
| スーパーライト | 0.009 | 0.042 | チョーキングがしやすい |
| ライト(レギュラー) | 0.010 | 0.046 | 出荷時に張られていることが多い |
| ミディアム | 0.011 | 0.049 | 音が太いが指の力がいる |
| ヘビー | 0.012 | 0.052 | 低音を下げるチューニング向け |
細い弦ほど押さえる力が少なくて済みますが、切れやすく、音は細めになります。
太い弦は音に厚みが出る代わりに、指先が慣れるまでは押さえるのがつらく感じます。
ギターを始めたばかりなら09、今の弦で音の細さが気になるなら10を選びます。
【素材】迷ったらニッケル 長持ちさせたいならコーティング
エレキギター弦の素材は大きく3種類に分かれます。
ステンレス弦は、ニッケルより硬くさびにくい素材で、高い音がシャリッと明るく出ます。
コーティング弦は、ニッケルなどの弦の表面を薄い膜で覆ったもので、価格は約2倍ですが張り替えの間隔を延ばせます。
最初の1セットはニッケル弦にして、汗をかきやすい人や練習の回数が週2回ほどの人はコーティング弦に替えるとむだが出ません。
練習が週に1〜2回だと、弾く前に弦がさびてしまうことが多く、コーティング弦のほうが1回あたりの費用が下がります。
【巻き方】ロックもポップスもラウンド弦でいい
4〜6弦の巻き線には、丸い線を巻いたラウンド弦と、平たい線を巻いたフラット弦があります。
ラウンド弦は音の立ち上がりが速く、伸びも長いので、ロック、ポップス、ブルースと合わせる曲を選びません。
フラット弦は表面がつるつるで、音が丸く短く切れるため、ジャズを弾く人が選ぶ弦です。
今回紹介する8セットはすべてラウンド弦で、ジャズ専門でなければこの中から選べば困りません。
【ギターの形】ストラトは09 レスポールは10が弾きやすい
同じゲージの弦でも、ギターのネックの長さ(スケール)で張りの強さが変わります。
ストラトキャスターやテレキャスターは約648mm、レスポールは約628mmのスケールで、ネックが長いストラトのほうが弦の張りが強くなります。
ストラトやテレキャスターなら09、レスポールやSGなら10を張ると、どちらも押さえる力が近くなります。
エレキギター弦のおすすめ人気ランキング8選
ここからは、ギター弦を比較している上位の記事で何回紹介されているかを数え、登場回数の多い順に並べた8セットを紹介します。
在庫があり、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3か所で同じ商品が買えるものだけを載せています。
第1位 Elixir OPTIWEB 19002

| メーカー | Elixir |
|---|---|
| 型番 | 19002 |
| ゲージ | 09〜42(Super Light) |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール+コーティング |
| 価格の目安 | 2,400円前後 |
コーティング弦の定番であるElixirの中で、膜をいちばん薄くしたのがOPTIWEBです。
私はストラトキャスターにこの09〜42を張って、自宅で週3回ほど弾いています。
以前はニッケル弦を3週間おきに替えていましたが、OPTIWEBにしてからは2か月たっても巻き弦の表面が黒ずまず、チョーキングしたときのざらつきも出ませんでした。
張り替えの回数が3分の1になったので、1セット2,400円前後でも、1,000円の弦を3回買うより安く済んでいます。
コーティング弦は音がこもると言われますが、OPTIWEBは膜が薄く、クリーンで弾いてもコーティングなしの弦と音の差がほとんど分かりません。
張った直後は高い音が少しだけ控えめで、ニッケル弦の新品のようなジャリっとした感じはありません。
ただ、ニッケル弦もその新品の音は1週間ほどで落ち着くので、そこを気にしないならOPTIWEBのほうが長い期間同じ音で弾けます。
比較記事4本すべてに名前が出ていたのもこの弦だけで、弦選びで迷ったら最初に試してほしい1セットです。
Elixir エレキギター弦 OPTIWEB Super Light .009-.042 #19002
膜が薄く音の変化が少ないコーティング弦
第2位 ERNIE BALL Regular Slinky

| メーカー | ERNIE BALL |
|---|---|
| 型番 | 2221 |
| ゲージ | 10〜46(Regular Slinky) |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール |
| 価格の目安 | 1,000円前後 |
ピンクのパッケージで楽器店の弦売り場に必ず置いてある、ERNIE BALLの10〜46です。
私はレスポールにずっとこの弦を張っていて、ストックが切れても近所の楽器店ですぐ買えるのが助かっています。
1,000円前後で買えて、高い音が明るく出るので、10ゲージのニッケル弦を1つ選ぶならこれで十分です。
弱いところは寿命の短さで、汗をかく夏は2週間ほどで巻き弦が黒ずんできます。
安いぶん、こまめに張り替える前提で使う弦です。
ERNIE BALL エレキギター弦 REGULAR SLINKY 2221 (10-46)
どこの楽器店でも買える10ゲージの定番
第3位 D’Addario XL Nickel EXL120

| メーカー | D’Addario |
|---|---|
| 型番 | EXL120 |
| ゲージ | 09〜42(Super Light) |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール |
| 価格の目安 | 1,100円前後 |
D’AddarioのEXLシリーズは、国内外の多くのギターに出荷時から張られている弦です。
EXL120はその09〜42で、ギターを買ったときに張ってあった弦と同じ感触で弾きたい人に向きます。
私も練習用のストラトに張っていた時期があり、チューニングが張ってから半日ほどで安定するのが印象に残っています。
09ゲージのニッケル弦で、張ってからチューニングが落ち着くまでが早い1セットを探しているならEXL120です。
正直に言うと、2位のERNIE BALLと音を聞き比べても、歪ませたアンプを通すと違いはよく分かりませんでした。
どちらを選ぶかは、手に入りやすさと太さの好みで決めてかまいません。
D’Addario エレキギター弦 XL Nickel .009-.042 EXL120
出荷時の弦と同じ感触で弾ける09ゲージ
第4位 Elixir NANOWEB Light 12052

| メーカー | Elixir |
|---|---|
| 型番 | 12052 |
| ゲージ | 10〜46(Light) |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール+コーティング |
| 価格の目安 | 1,800円前後 |
1位のOPTIWEBより前からあるElixirのコーティング弦で、膜が少し厚めに作られています。
レビューでは、巻き弦の上で指を動かしたときのキュッという音が鳴りにくい、という声が目立ちました。
巻き弦の上で指がよく滑る弾き心地が好みなら、OPTIWEBよりNANOWEBのほうが合います。
その代わり、張った直後の高い音はOPTIWEBよりおとなしく、明るい音が欲しい人には物足りなく感じるはずです。
10〜46で張りたい人向けのコーティング弦として選ぶと使いやすい1セットです。
Elixir エレキギター弦 NANOWEB Light .010-.046 #12052
指すべりのよい10ゲージのコーティング弦
第5位 D’Addario XT Nickel XTE1046

| メーカー | D’Addario |
|---|---|
| 型番 | XTE1046 |
| ゲージ | 10〜46(Regular Light) |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール+コーティング |
| 価格の目安 | 1,900円前後 |
3位のEXLシリーズを作っているD’Addarioのコーティング弦です。
巻き弦だけでなく、1〜3弦のプレーン弦にもさび止めの処理がされているのがこの弦の特徴です。
いつものEXLの感触のまま長持ちさせたいなら、XTE1046が乗り換え先になります。
販売店のスタッフに聞くと、Elixirと迷ったらパッケージを開けたときの見た目で選ぶ人も多く、XTは見た目も手ざわりもコーティングなしの弦に近いとのことでした。
1,900円前後と、Elixirより少し安く買えることが多いのも比べるときの材料になります。
D’Addario エレキギター弦 XT Nickel コーティング弦 .010-.046 XTE1046
プレーン弦までさびにくい処理のコーティング弦
第6位 DR TITE-FIT MT-10

| メーカー | DR Strings |
|---|---|
| 型番 | MT-10 |
| ゲージ | 10〜46 |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール |
| 価格の目安 | 1,000〜1,300円 |
アメリカのDR Stringsが作るニッケル弦で、1セットずつ手作業で巻いていることで知られるメーカーです。
レビューでは、張ってすぐでも音が落ち着いていて、耳に刺さる高い音が出にくいという声が多く見られました。
新品の弦のジャリっとした音が苦手で、張った日から落ち着いた音で弾きたい人に合う10〜46です。
パッケージは黒でゲージの数字が大きく書かれていて、店頭で見つけやすいのも地味に便利です。
ただ、置いている楽器店は2位や3位より少なく、切らしたときにすぐ近所で買えない場合があります。
DR エレキギター弦 TITE-FIT ニッケルメッキ .010-.046 MT-10
張ってすぐでも音が落ち着いたニッケル弦
第7位 ERNIE BALL Skinny Top 2215

| メーカー | ERNIE BALL |
|---|---|
| 型番 | 2215 |
| ゲージ | 10〜52 |
| 素材 | ニッケルメッキ スチール |
| 価格の目安 | 1,000円前後 |
1〜3弦は10ゲージと同じ細さのまま、4〜6弦だけを太くしたERNIE BALLの変わり種です。
6弦が52と太いので、6弦を1音下げるドロップDや、全体を半音下げるチューニングでも弦がゆるみすぎません。
ドロップDで重いリフを弾きつつ、高い弦でソロも弾きたいなら2215が合います。
普通のチューニングで弾くと6弦がかなり硬く感じるので、下げたチューニングを使わない人には向きません。
ERNIE BALL 2215 エレキギター弦 (10-52) SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY
低い弦だけ太いドロップチューニング向け
第8位 ROTOSOUND BS10

| メーカー | ROTOSOUND |
|---|---|
| 型番 | BS10 |
| ゲージ | 10〜46(Regular) |
| 素材 | ステンレス スチール |
| 価格の目安 | 1,300円前後 |
イギリスのROTOSOUNDが作る、巻き線にステンレスを使った弦です。
ステンレスはニッケルよりさびにくく、コーティングをしていない弦の中では長持ちする部類に入ります。
高い音をシャリッと明るく出したい人や、カッティングで弦の粒をはっきり聞かせたい人に向く1セットです。
口コミでは、ニッケル弦から替えると指先が少し硬く感じるという声があり、フレットの減りも早くなると言われています。
今のニッケル弦の音が物足りなくなったときに、2セット目として試すのがちょうどよい弦です。
ROTOSOUND ロトサウンド ROT-BS10 [10-46] エレキギター弦
明るい音でさびにくいステンレス弦
エレキギター弦おすすめ8選の価格と弾き心地の比較表
8セットを、価格の目安と、張り替えまでの長さ、弾き心地のやわらかさ、合う音楽で並べました。
長く使うならコーティング弦の1位と5位、安くこまめに替えるなら2位と3位が候補です。
| 順位 | 商品 | ゲージ | 価格の目安 | 張り替えまでの長さ | 弾き心地のやわらかさ | 合う音楽 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Elixir OPTIWEB | 09〜42 | 2,400円前後 | ★★★★★ | ★★★★★ | ポップス ロック |
| 2位 | ERNIE BALL 2221 | 10〜46 | 1,000円前後 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ロック ブルース |
| 3位 | D’Addario EXL120 | 09〜42 | 1,100円前後 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ポップス ロック |
| 4位 | Elixir NANOWEB | 10〜46 | 1,800円前後 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ブルース バラード |
| 5位 | D’Addario XTE1046 | 10〜46 | 1,900円前後 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ロック ポップス |
| 6位 | DR MT-10 | 10〜46 | 1,000〜1,300円 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ブルース ロック |
| 7位 | ERNIE BALL 2215 | 10〜52 | 1,000円前後 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ハードロック メタル |
| 8位 | ROTOSOUND BS10 | 10〜46 | 1,300円前後 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | カッティング ファンク |
【Q&A】エレキギター弦でよく出る質問
1本だけ切れたら全部張り替える?
張ってから1週間以内なら切れた1本だけ替え、それより古ければ6本とも張り替えます。
古い弦の中に新しい1本だけが混ざると、その弦だけ音が明るくなり、和音を弾いたときにばらつきが目立ちます。
1弦や2弦だけのバラ売りも楽器店で1本200円前後から売られているので、予備に1本持っておくと練習を止めずに済みます。
コーティング弦は音がこもる?
膜の薄いOPTIWEBやXTなら、クリーンで弾いてもコーティングなしの弦との差はほとんど分かりません。
膜の厚いNANOWEBは、張った直後の高い音が少し控えめになります。
ただしニッケル弦も張って1週間ほどで高い音は落ち着いてくるので、長く張ったときの音はむしろコーティング弦のほうが明るく残ります。
ゲージを変えたらギターの調整は必要?
09から10のように1段階変えるだけなら、チューニングを合わせ直せば弾けますが、弦高やネックの反りが変わることがあります。
太い弦に替えるとネックを引っ張る力が強くなり、数日たってから弦高が上がってくる場合があります。
音程がずれる、弦がフレットに当たってビリつく、と感じたら、楽器店で調整を頼むと1,000〜3,000円ほどで直してもらえます。
迷ったらエレキギター弦はOPTIWEBかレギュラースリンキー
張り替えの回数を減らしたいなら1位のElixir OPTIWEB、1,000円前後でこまめに替えたいなら2位のERNIE BALL 2221を選んでください。
09ゲージのニッケル弦がよければ3位のEXL120、ドロップDを使うなら7位の2215、明るい音に変えたいなら8位のBS10が候補になります。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)

