子どもが弾かなくなった電子ピアノが、部屋の一角にずっと置いたままになっていませんか。
粗大ごみに出そうにも重くて運べず、買取店に聞くと古くて値段がつかないと言われることが多いです。
そこで名前が出てくるのが、電子ピアノの無料引き取りをしているエプコ(EPCO)です。
電子ピアノの処分をエプコに頼むときの引き取り条件と、申し込みの前にそろえておく情報を順番に紹介します。
エプコは古い電子ピアノも壊れた電子ピアノも無料で引き取る
エプコは、古い電子ピアノや、壊れて音が出ない電子ピアノも無料で引き取っています。
エプコは電子ピアノのリユースを専門にしている会社です。
引き取った電子ピアノを自社で点検し、修理や整備をしてから、国内や海外でもう一度使ってもらう仕組みを持っています。
査定も出張も引き取りも無料
公式サイトでは、査定、出張、引き取りのどれにも料金がかからないと案内されています。
「引き取ったあとに料金を請求されないか」という質問にも、そういうことは一切ないと答えています。
事前の説明と違うことを言われたら、その場で払わずに相談してくださいとも書かれています。
30年ほど前の機種でも相談できる
ふつうの買取店では、製造から10年を過ぎた電子ピアノは値段がつきにくいです。
エプコは30年ほど前の機種でも相談を受けていて、20年以上前のヤマハのクラビノーバを引き取った例も載せています。
「古すぎて無理だろう」と決めつけずに、まず型番を伝えて聞いてみるのがおすすめです。
無料で引き取ってもらうための条件は3つ
無料で引き取ってもらうには、メーカー、置いてある階、住んでいる地域の3つが条件に合っている必要があります。
どれか1つでも外れると、無料にならなかったり、事前の相談が必要になったりします。
条件1 国内の主なメーカーの電子ピアノ
対応しているのは、ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオ、コルグなど国内の主なメーカーです。
海外のメーカーや、古いメーカーの電子ピアノも相談できます。
メーカー名が分からないときは、本体の正面や鍵盤の上に書かれたロゴを見てください。
条件2 1階かエレベーターが止まる階に置いてある
無料の引き取りは、基本的に1階か、エレベーターが止まる階に置いてある電子ピアノが対象です。
2階の子ども部屋に置いてあって階段で下ろす場合や、クレーンで窓から出す場合は、先に状況を伝えて相談します。
階段だけの家に住んでいる人は、申し込みのときに階数と階段の幅を伝えておくと話が早いです。
条件3 北海道と青森県と沖縄県以外に住んでいる
公式サイトでは、北海道、青森県、沖縄県を除く全国で引き取るとなっています。
営業所は埼玉県の八潮と深谷、大阪、名古屋、福岡にあります。
ほかのサイトでは対応エリアが違う書き方になっていることがあるので、住所を入れて申し込み、対応できるかどうかを確かめましょう。
申し込み前にそろえる情報は7つ
申し込みフォームで入力が必須になっているのは、メーカー、型番、製造番号、ペダルの本数、設置場所と階数、エレベーターの有無、搬出方法の7つです。
電話で申し込む場合も、同じことを聞かれます。
先にメモしておくと、申し込みが数分で終わります。
- メーカー(ヤマハ、カワイ、ローランドなど)
- 型番(CLP、YDP、CNのような英字と数字の組み合わせ)
- 製造番号(本体ごとに付いている番号)
- ペダルの本数(3本か2本か)
- 設置場所と階数(リビングの1階、子ども部屋の2階など)
- エレベーターがあるかどうか
- 搬出方法(エレベーター、階段、クレーン、その他)
型番と製造番号は本体のラベルを見る
型番と製造番号は、本体の裏側や底面に貼られたラベルに書かれていることが多いです。
取扱説明書や保証書に型番が載っていることもあります。
見つからない場合でも、公式サイトでは型番が分からなくても相談できると案内されています。
ペダルの本数と置き場所はスマホで写真を撮っておく
ペダルの本数は、足元をのぞけばすぐ分かります。
本体の全体と、玄関までの通路をスマホで撮っておくと、LINEで相談するときにそのまま送れます。
写真がなくても、分かる範囲の情報で受け付けてもらえます。
申し込みから引き取りまでは4ステップで最短2日
申し込みから引き取りまでは4つのステップで、早ければ申し込みの2〜3日後に取りに来てもらえます。
- ステップ1 申し込みフォームか電話で相談する
- ステップ2 メーカー、型番、状態を伝えて確認してもらう
- ステップ3 引き取れるかどうかの返事をもらい、日時を決める
- ステップ4 当日、スタッフが家に来て運び出す
引っ越しの日が決まっている人は、その日から逆算して1週間前までには申し込んでおくと落ち着いて準備できます。
自分で玄関まで運ばなくていい
公式サイトでは、電子ピアノは大きく重いので、自分で動かさずに今の置き方のまま伝えてくださいと案内されています。
無理に動かすと、床や壁に傷がついたり、腰を痛めたりします。
当日までにやっておくのは、本体の上に載せた物をどけて、電源コードを抜いておくことくらいで十分です。
10年以内の人気機種は買取店 売れない電子ピアノはエプコ
製造から10年以内でヤマハやカワイなどの人気機種なら、先に買取店で査定を受け、値段がつかなければエプコに頼む順番がおすすめです。
買取店の記事では、製造から5年以内なら高く売れやすく、10年以内が売れるかどうかの目安とされています。
椅子やペダル、ACアダプターなどの付属品がそろっていると、査定で有利になります。
| 処分の方法 | 向いている電子ピアノ | 運び出し | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 楽器の買取店 | 製造10年以内の人気機種 | 店のスタッフ | 2社以上で査定を比べる |
| 買い替え先の下取り | 新しいピアノを買う人 | 納品のときに回収 | 買い替えのときだけ使える |
| エプコの無料引き取り | 古い機種や壊れた機種 | エプコのスタッフ | 1階かエレベーター停止階が基本 |
| 自治体の粗大ごみ | どこにも引き取られない機種 | 自分で指定の場所まで | 回収していない自治体もある |
粗大ごみは大人2人で運び出せるかを先に考える
粗大ごみに出す場合は、自分で家の外の指定場所まで運び出す必要があります。
電子ピアノは大人2人以上で運ぶか、解体しないと出せないと紹介している記事もあります。
自治体によっては電子ピアノを回収していないので、出す前にお住まいの自治体の案内をご確認ください。
フリマアプリはピアノの配送が大変なので避けたほうがいい
フリマアプリやネットオークションでも売れますが、電子ピアノは梱包と配送が大変です。
ピアノを運べる配送業者を探す必要があり、売れるまで部屋に置いておくことにもなります。
手間をかけずに手放したいなら、買取店かエプコに頼むほうが早いです。
無料回収をうたう業者は古物商の許可とホームページを見る
無料で回収するという業者に頼むときは、ホームページがあるか、古物商の許可番号が書かれているかを見て選びましょう。
ホームページがない業者や、見積もりの金額をはっきり言わない業者は避けたほうがいいです。
拡声器で町を回っている回収車に頼むのも、あとで料金を求められることがあるのでおすすめしません。
エプコは埼玉県公安委員会の古物商許可を持っている
買取業者を比べているサイトでは、エプコは埼玉県公安委員会の古物商許可を持つ会社として紹介されています。
公式サイトでは、これまでに引き取った数が累計で10万件以上と案内されています。
口コミを見るときは、GoogleマップやSNSで実際に頼んだ人の声を探すと、スタッフの対応まで分かります。
電子ピアノの処分は型番を調べてエプコに聞くところから始める
電子ピアノの処分に迷ったら、本体のラベルで型番を調べて、エプコに引き取れるかどうかを聞くところから始めましょう。
製造から10年以内の人気機種なら、その前に買取店で査定を受けておくと損をしません。
2階から階段で下ろす場合や、北海道、青森県、沖縄県に住んでいる場合は、無料にならないことがあるので申し込みのときに必ず相談してください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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